EU特別ニーズ・インクルーシブ教育機構の調査(2020/2021)報告

EASIEのデータ収集業務では、毎年、定量的な国別データと定性的な国別背景情報を作成しており、すべての学習者のインクルーシブ教育へのアクセスに関する国レベルの作業に情報を提供するための各国間比較のデータや指標を作成している。これは2020/2021学年度に関するものである。

 データは特別教育ニーズを持つ子どもたちが、①通常学校の通常学級や特別学級で学んでいることを意味する主流教育(mainstream education )、②通常学校でのインクルーシブ教育、③通常学校の特別学級、④分離された特別学校での教育をそれぞれ受けている割合を初等教育(ISCED1)、前期中等教育(ISCED2)、後期中等教育(ISCED3)ごとに収集したものになっている。

 まず表①の主流教育(通常学級+特別学級)で学んでいる子どもの割合

嶺井正也の教育情報

日本やイタリア、国際機関の公教育政策に関するデータ、資料などを紹介する。インクルーシブ教育、公立学校選択制、OECDのPISA、教育インターナショナルなどがトピックになる

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