2024.07.28 07:58イタリア糖原病協会第26回全国大会(10月5・6日) 大会案内(抄) 今年も、第 26 回目となる糖原病協会全国大会が開催されます。このイベントは常に、友好的な人々と出会い、新しい人々と出会い、経験を共有し、知識を交換して深め、重要な科学の進歩や発見について最新情報を得る重要な機会となってきました。 時間が経つにつれ、多くの変化が起こり、私たちは同じ旅を経験し、私たちと同じような課題や問題に毎日直面している他の人々とより簡単につながることができるようになりました。 もちろん、今では情報はずっと早く広まりますが、同じグループの一員であることを実感し、支援を得るために、直接に会う時間と機会を得ることができるという価値はいつも大切なことです。 まさにこの時間とこれらの側面が重要であることを踏...
2024.07.21 07:06 あの貝原益軒の意外な面 本書をまだ読み終わてはいないが、これを読んでよかった。益軒にはよく知られたさまざまな著作があり、その中に、今どきの旅行ガイド的はものがあること、など興味深い指摘がある。またあの『女大学』を益軒が書いたというのは誤りであること、今でも読まれている『養生訓』は幼少期の益軒は身体が弱く病気がちであったからだという理由、などなども理解できた。 益軒は公務が多かったが京都に24回(これ利用し、各地を回ってもいる)、江戸に12回、長崎に5回旅をした福岡藩内の領地も頻繁にまわっている。まさに、本書にあるように「諸国巡遊」している。代表的な紀行文に『西北紀行」が知られている。また京都案内書とういうべき『京城勝覧』もある。 その中で39歳の時に結婚した当時17歳の初(...
2024.07.20 21:19小畑精武『語りつぐ東京下町労働運動史』 今から何年前になるだろうか、江戸川区のある集りで同窓大学の先輩になる著者と出会ったのは。大学を出てから一貫して下町の労働運動に携わってきた著者の思いが凝縮した一冊になっている。 第Ⅴ章第13節「華やかな女性の憤慨」では、待遇に不満を爆発させた松竹レビューガールたちが水の江瀧子などのスターを中心にストライキ(1933年6月)を決行したことが紹介されている。「スターが先頭に立った争議への支援は全国に広が」った。しかし、松竹側は水の江瀧子たちを解雇したが、彼女たちは湯河原温泉の貸別荘を借りて立てこもった。これに対してもファンがお菓子やうどんを差し入れた。 だが、水の江は女優の原泉(作家中野重治の妻)とともに七月一二日に思想犯として特高に検挙され、警察署に留...